一戸建ての図面について





家づくりは設計図面が基本になっています。図面には「家族の要望」=「家族の夢」がいっぱい詰まっているのです。しかし、実際に図面を渡されても、“見てもわからない”といってあまり見ない人が多いのではないでしょうか。図面は1枚1枚見てしまうとわかりにくいのですが、それぞれの図面のポイントを見重ねていくと家のイメージが浮かび上がってきます。 建築工事の契約には契約書はもちろん設計図面も添付されます。しかしながらこの設計図面がいい加減であると後々トラブルの原因になります。工事金額はすべてこの設計図面に書かれた仕様や仕上げによって進められるからです。そのため、設計図面の果たす役割は実に大きいのです。 図面は、言葉や文章と同じく直線・曲線で表す決まりごとの伝達手段で、一般に設計図面は「設計図書」と呼ばれています。各図面、計算式、データ等、建物のすべてがまとめられています。 家づくりは、施主の生き方の表現手段のひとつであるべきだと思います。そのために、図面には実に多くの情報と大切な言葉の意味を含めて書き上げなければなりません。設計図面の基本は、言葉によらず図によって意思を伝達するものです。いわば空間を具体的に表す言葉なのです。 「基本設計図」は主に意匠図が多く、平面図、断面図、立面図といった図面です。見る機会が最も多い重要な図面といえます。 「実施設計図」は構造図面、設備図面等を含めた図面で、基本設計に基づきより詳しく書いた図面です。一般に一戸建て(木造、延床面積約40坪位)の設計図面は、A2サイズの用紙で約30枚は必要となります。このくらいの図面があれば現場で職人さんが見ても意思伝達ができると思います。



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